当院は、変形性膝関節症などの膝の痛みに対して、ご自身の脂肪から採取・培養したMSC(幹細胞)を膝関節内に投与する再生医療を行っています。痛みと動きの改善を目指す治療です。具体的には、膝の痛みを減らし、歩く・立つ・階段を上る動きを取り戻すことを治療目標にします。MRIと診察結果をもとに、あなたの膝にこの治療を行うか医師が答えます。
3T MRIと超音波で膝の中を見て、医師が画像を示しながら説明します。そのうえで、ご自身の脂肪から培養したMSCを膝関節へ投与し、痛みと動きの改善を目指します。投与して終わりではなく、歩くためのリハビリまで一緒に続けます。
手元にMRIやX線がある方はLINEで送れます。資料がなくても相談できます。
ご自身の脂肪から採取・培養したMSCを、痛む膝の関節内へ投与します。
歩く、立つ、階段を上る。患者さんが取り戻したい動きを治療目標にします。
投与後の状態を見ながら、膝を動かし、歩くためのリハビリを続けます。
人工関節を決める前に、自分の膝に再生医療という道があるかを医師に相談できます。
膝痛の原因は一つではありません。軟骨損傷、半月板損傷、靭帯障害、慢性炎症、関節裂隙の進行など複数の所見が重なります。MRI画像と医師による所見統合なしに、MSC治療の妥当性は判断できません。
膝痛の背景には軟骨・半月板・靭帯・滑膜炎・骨棘・関節裂隙の進行など複数の構造的要因が併存します。問診と理学所見だけでは判別が難しく、画像評価を起点とすべき領域です。
Grade 4(bone-on-bone)の進行した変形性関節症では、整形外科手術や関節置換のほうが適切な場合があります。この段階では、整形外科での手術相談をお勧めします。適切な医師をご紹介します。
MSCが妥当でないと判断される場合、リハビリ・経過観察・整形外科紹介を率直にご案内します。当クリニックでは「実施しない判断」も診療の質と位置付けます。
当クリニックから徒歩圏のメディカルスキャニング銀座にて、Siemens 3T MRIによる膝関節の高解像撮像を実施します。来院日程に合わせ、画像取得・読影・医師面談までを整理しやすい運用設計です。
OECDのデータでは、日本のMRI保有台数は人口当たり上位水準とされており、東京都心は目的に応じた画像検査を相談しやすい環境です。
※ 画像インフラの集積は、当クリニックの診断・治療結果を約束するものではありません。最終判断は医師面談および必要に応じた専門医療機関で個別に行われます。
膝MRIの読影結果は、症状・既往・薬剤歴・代謝因子・がん既往などと統合して初めて、MSC適格性の判断材料になります。
Kellgren-Lawrence分類などをもとにGrade 1〜4を整理。再生医療と外科治療の境界を明確化。
大腿骨・脛骨・膝蓋骨の軟骨厚・損傷・限局性欠損をMRIで評価。
内側/外側半月板の断裂・変性所見。整形外科紹介が必要な場合の判断材料。
靭帯・滑膜・関節包・骨髄浮腫・嚢胞・骨棘の評価。
痛み・歩行距離・可動域・夜間痛・階段昇降などの臨床評価。
手術歴、既存の関節注射、現在の鎮痛薬、サプリメント、抗凝固薬の確認。
BMI、糖代謝、慢性炎症マーカーなど、関節への寄与因子の整理。
がん治療歴・自己免疫疾患は、MSC適応について特に慎重な医師判断が必要な領域です。
膝OAでは、画像上の軟骨・半月板変化と、痛み・機能の程度が必ずしも一致しないことが知られています。痛みは滑膜、軟骨下骨、骨髄病変、関節包、筋力・荷重、痛みの感じ方など複数の要因で変わります。
痛み、歩行、階段、可動域、鎮痛薬、日常活動を時系列で確認します。
軟骨厚、関節裂隙、骨髄病変、滑膜炎・関節液、半月板を別軸で確認します。
痛みが下がることは重要な臨床変化ですが、それだけで軟骨再生を意味するものではありません。
MSC・EV・PRPの比較と根拠を見るMRI所見と臨床評価により、MSC候補・整形外科紹介・経過観察・追加検査のどれが適切かを医師が整理します。
| 所見 | 想定される導線 |
|---|---|
| Grade 1-2 OA 早期軟骨変性 |
リハビリ、炎症コントロール、生活指導。MSC相談の余地はあるが、必須ではない。 |
| Grade 2-3 OA 持続症状あり |
MRIと医師評価を経たうえで、自己脂肪由来MSC適格性レビューを検討する候補帯域。 |
| Grade 4 / bone-on-bone 関節裂隙消失 |
整形外科専門医・関節置換の相談のほうが適切な場合があります。MSC単独では十分でないことが多い領域です。 |
| 急性腫脹・感染・外傷 | 急性期の評価・治療を先行。MSCは延期し、状態安定後に再評価。 |
| がん治療中・治療後間もない | MSC適応について特に慎重な医師判断が必要。担当医および専門医意見を踏まえ個別評価。 |
| 所見が不明瞭・全身因子優位 | Precision Checkで全身評価(炎症・代謝・血管)を行い、膝以外の要因を整理。 |
※ 上記は判断の枠組みであり、最終判断は医師面談・画像所見・臨床経過に基づき個別に行います。
画像所見・症状・既往・薬剤・代謝因子・がん既往の評価を経て、医師がMSC適応を支持すると判断した場合に限り、自己脂肪由来MSC治療を検討します。これは治療を前提にした案内ではなく、適格性評価の結果として診察時に個別に説明する選択肢です。
※ 再生医療等安全性確保法に基づき届出済みの計画として提供します(計画番号 PB3240166 / PB3250155)。届出は提供体制の整備を意味し、厚生労働大臣による承認とは異なります。効果には個人差があります。
医師がMSCを勧めない場合の代替導線も、はじめから明示します。再生医療を全員に勧めることは、適切な医療ではありません。
Grade 1-2 OAや筋力低下が主因の場合、まずリハビリと生活指導を優先することが推奨されます。
BMI・血糖・慢性炎症が膝負担に寄与している場合、代謝改善が膝痛改善の近道になることがあります。
半月板手術・骨切り術など外科治療が先行すべき場合、専門医療機関への準備をご案内します。
Grade 4 / bone-on-boneでは、人工膝関節置換術の相談が現実的な選択肢になることがあります。
現時点で介入よりも経過観察が適切な場合、定期ReviewやAnnual Re-Checkをご案内します。
所見が膝単独で説明できない場合、全身評価のPrecision Checkで炎症・血管・代謝因子を整理します。
細胞加工には一定の期間を要します。MRIの当日にMSC治療を行うことはありません。MSCを検討する場合、評価とその後の手順を段階的に計画します。所要期間や来院回数は医師の診察で個別に判断します。
医療記録・症状・既存画像をLINE / WhatsApp / メールで共有。事前に評価方針を整理します。
3T膝MRI・医師面談・OAグレード評価・適格性レビュー。MSC候補と判断され、本人が同意した場合は次の手順を個別に計画します。
提携CPCにて自己脂肪由来MSCの培養・品質確認。所要期間は医師の診察で個別にご案内します。
医師再評価・最終同意の後にMSC投与を検討します。詳細は医師の診察で個別に判断します。
※ 来院回数・スケジュール・通院しやすい日程は医師の診察で個別に調整します。適応外と判断された場合、その後の手順は実施しません。MSC治療は医師判断・同意・品質確認の後にのみ実施します。
治療後は、痛みだけ、画像だけで結論を出しません。ベースラインと1・3・6・12か月を基本時点として、症状・機能、患者単位の反応、画像、併用治療・製品情報を分けて記録します。実際の時期と項目は医師が個別に調整します。
VAS/NRS、WOMAC pain・function またはKOOS Pain、歩行・階段、可動域、鎮痛薬、日常活動を確認します。
平均値だけでなく、MCID、OARSI/OMERACT responder、満足度、日常活動の回復を確認します。
X線K-L/関節裂隙、MRI軟骨厚・BML・滑膜炎/関節液・半月板を、可能な限り同じ条件で比較します。
リハビリ、体重、鎮痛薬、追加注射と、細胞・EVの由来、製法、用量、品質確認を記録します。
※ 症状改善だけから軟骨再生を判断しません。構造評価を行う場合は、同一装置・撮像条件・肢位・盲検読影など、比較可能性を確保します。
いいえ。当クリニックではまずMSC治療が妥当かを評価します。MSCを検討する場合、評価・細胞加工・品質確認・同意取得・その後の手順を別々のステップとして計画します。初回の画像評価だけで治療を行うことはありません。所要期間や具体的なスケジュールは医師の診察で個別に判断します。
経過には個人差があります。MSCの臨床研究には疼痛・機能の改善を報告した試験と、比較対照への優越差を確認できなかった試験が併存します。当クリニックでは症状・機能と画像を別々に追跡し、痛みの改善だけから軟骨再生を判断しません。Grade 4(bone-on-bone)など進行した変形性関節症では、整形外科手術や関節置換のほうが適切な場合もあります。
膝痛は軟骨損傷・半月板損傷・靭帯障害・炎症・関節裂隙の進行など複数の原因があります。MRIなしにMSCを勧めることは適切な再生医療ではありません。MRIは、MSC・リハビリ・整形外科紹介・経過観察のいずれが最も適切かを判断するために必要です。
理由を医師がご説明し、リハビリテーション、経過観察、追加検査、整形外科専門医への紹介、関節置換の相談などをご提案する場合があります。すべての患者様が再生医療を受けるべきというわけではありません。必要がない場合に実施を勧めないことも、当クリニックの大切な役割です。
膝の入口導線では、まず画像、症状、既往歴、医師評価を確認します。EV/エクソソームやiPS由来EVは、品質資料、未承認領域、責任分界、同意説明を別枠で確認する相談項目です。
はい。来院前にLINE / メールで医療記録・既存画像・症状・既往歴の有無を共有いただけます。診断と治療判断は医師面談で行います。
がん治療中、またはがん治療終了後間もない方は、MSC治療の適応について特に慎重な判断が必要です。担当医および腫瘍内科・整形外科の意見を踏まえた上で、医師判断のもと個別に評価します。
受付相談は0円です。痛む場所、いつから、これまで受けた治療、手元のMRI・X線をLINEで送ってください。当院の医師が確認し、MSC治療を検討するか、MRIを先に撮るか、リハビリ・整形外科へつなぐかを返します。
手元の資料がそろっていなくても、痛む場所と期間だけで相談を始められます。